【2026年最新】TikTok ShopのSpark Adsとは?動画コードの承認からGMV Maxでの使い方まで解説!

TikTok ShopのSpark Adsとは、「自社や、許可を得たクリエイターのTikTok投稿を、そのまま広告として配信する形式」のことです。

TikTok Shopの売上につなげる広告は、現在GMV Maxで配信する形になっています。そのため、TikTok ShopでSpark Adsを使う目的は「GMV Maxが広告に使える動画を増やすこと」と考えると、全体像がつかみやすくなります。

クリエイターの動画を広告にも使いたいと考えているEC担当者の方なら、次のような点が気になっているのではないでしょうか。

  • Spark AdsとGMV Maxは、何が違うのか
  • クリエイターの動画を広告に使うには、クリエイターに何をお願いすればよいのか
  • 受け取った動画コードは、どの画面に入力すればよいのか

結論からお伝えすると、自社アカウントの動画であれば、ショップと連携して権限を付与しておくだけで、GMV Maxが自動で広告に使ってくれます。クリエイターの動画は、ビジネスセンター・一括承認・動画コードのいずれかの方法で承認をもらう必要があり、動画コードで受け取った場合はTikTok広告マネージャーにあるGMV Maxの「クリエイティブを管理」から追加します。なお、どの入口の動画でも、動画に商品リンクが付いていなければGMV Maxでは使えません。

当社Gastroduce Japanは、食品特化のTikTok Shop公式認定パートナー(TSP・TAP・CAP)として、60店舗以上のTikTok Shopの運用を支援しています。

本記事では、Spark Adsの仕組み(通常の広告動画との違い・GMV Maxとの関係)、メリット、承認のもらい方、GMV Maxへの追加手順、注意点とコツを順にご紹介します。

クリエイターの動画を広告に使うまでに、誰が・どの画面で・何をすればよいのか。最後までお読みいただければ、その流れをひととおりつかめるはずです。GMV Maxで使える動画を増やしたい方は、ぜひ参考にしてください。

本記事の対象となる方

  • TikTok Shopに出店し、GMV Maxを使っている、または使い始めたEC担当者の方
  • クリエイターに紹介してもらった動画を、広告にも使いたい方
  • クリエイターから動画コードを受け取ったものの、使い方がわからない方

本記事を読んでわかること

  • Spark Adsと通常の広告動画の違いと、GMV Maxとの関係
  • クリエイターに承認してもらう3つの方法と、その選び方
  • 動画コードをGMV Maxに追加する手順と、運用するときの注意点
食品ECの運営代行・コンサルティング|ガストロ(GastroduceJapan)
監修者

若松 友貴

Gastroduce Japan株式会社 代表取締役社長

一橋大学商学部卒業後、2014年に楽天株式会社へ入社し、楽天市場ECコンサルタントとして累計1,000社超を担当。2017年に食品EC特化の実行型コンサルティング会社Gastroduce Japan株式会社を設立。現在はTikTok Shop公認パートナー(TSP)として60店舗以上を支援し、支援店舗群の月間流通総額は3.5億円を超える(2026年6月時点)。食品カテゴリー初のTikTok Shop「松屋フーズデー」の企画・運営や、「TikTok上半期トレンド大賞2026」ヒットアイテム部門受賞商品の支援を手がけ、2025年にはTikTok食品カテゴリ日商ランキング上位10商品のうち6商品を支援ブランドが占めた。日経MJ一面トップにも掲載。

目次
  1. TikTok ShopのSpark Adsとは?|投稿をそのまま広告に使う形式
  2. TikTok ShopのSpark Adsの3つのメリット
  3. TikTok ShopのSpark Adsに使う動画を承認してもらう3つの方法
  4. TikTok ShopのSpark AdsをGMV Maxに追加する手順
  5. TikTok ShopのSpark Adsの6つの注意点
  6. TikTok ShopのSpark Adsを売上につなげる3つのコツ
  7. TikTok ShopのSpark Adsに関するよくある質問
  8. TikTok ShopのSpark Adsのまとめ

TikTok ShopのSpark Adsとは?|投稿をそのまま広告に使う形式

TikTok ShopのSpark Adsとは、「自社や、許可を得たクリエイターのTikTok投稿を、そのまま広告として配信する形式」のことです。

Spark Adsは、TikTokのオーガニック投稿と機能を広告に活用できる、ネイティブ広告フォーマットです。自社アカウントの投稿に限らず、ほかのクリエイターが作った投稿でも、本人の許可があれば広告として配信できます。

ただしTikTok Shopでは、Spark Adsを単独の広告として作るのではなく、GMV Maxで使える動画を増やすために活用するのが基本の考え方です。ここからは、通常の広告動画との違いと、GMV Maxとの関係を順に見ていきます。

通常の広告動画との違い

Spark Adsは投稿済みの動画をそのまま使うため、広告用に入稿する動画とは、タップしたときの移動先や、文面を変えられるかどうかが異なります。主な違いを表にまとめました。

違い Spark Ads 広告用に入稿する動画(Spark Ads以外)
使う動画 自社や、許可を得たクリエイターがすでに投稿した動画 広告のためにアップロードした動画
タップしたときの移動先 CTAボタンと広告キャプションは広告のリンク先へ。プロフィール画像とニックネームは、投稿したアカウントのプロフィールへ CTAボタン・プロフィール画像・ニックネーム・広告キャプションのどれも、広告のリンク先へ
文面を変えられるか 変えられない(広告として承認されたあとは、投稿のキャプションを編集できない) 変えられる(広告を作るときにテキストを入力する)

とくに見落としやすいのが、タップしたときの移動先です。Spark Adsでは、ユーザーがプロフィール画像やニックネームをタップすると、投稿したアカウントのプロフィールが開きます。つまりクリエイターの投稿を広告に使った場合、プロフィール画像やニックネームからユーザーが移動する先は自社のアカウントではなく、クリエイターのプロフィールになります。

GMV Maxとの関係

GMV Maxが広告に使う動画の入口を示した図。自社のアカウント(ショップと連携・権限を付与。ショップに連携したTikTok公式アカウント、ショップに連携したTikTokビジネスアカウント)は自動で使われる。クリエイターの動画は承認が必要で、ビジネスセンターで承認したTikTokアカウントはQRコードで広告配信の権限を承認してもらう、承認済みのSpark Ads投稿は動画コードで承認してもらいキャンペーンに追加する、アフィリエイト用のクリエイティブ(ACA)はオープンコラボと手数料を設定し、承認後に動画ソースで選ぶ。GMV Maxは商品リンクが付いた動画を広告に使う
GMV Maxが広告に使う動画の入口
セラーセンターの「マーケティング」の「ショップ広告」で、GMV Maxの「キャンペーン」を開いた「広告ダッシュボード」の画面。1がメニューの「ショップ広告」、2がGMV Maxの「キャンペーン」、3が広告プランリストの説明文「レポートにはTikTok広告マネージャー上のGMV Max広告が含まれます」。商品名・広告プラン名・商品ID・日付範囲・オファーの内容はマスクしている
セラーセンターの「広告ダッシュボード」(GMV Maxの「キャンペーン」)

2025年7月より、GMV MaxがTikTok Shop広告のデフォルトかつ唯一サポートされるキャンペーンタイプになりました。そのため、TikTok ShopにおけるSpark Adsの投稿は、あくまで「GMV Maxが広告に使う動画のひとつ」という位置づけになります。

商品GMV Maxのキャンペーンで広告に使われる動画には、次の5つの入口があります。

動画の入口 GMV Maxで使うために必要なこと
ショップに連携したTikTok公式アカウントの動画 ショップと連携し、アカウントに権限を付与しておく
ショップに連携したTikTokビジネスアカウントの動画 ショップと連携し、アカウントに権限を付与しておく
ショップのビジネスセンターで承認したTikTokアカウントの動画 アカウントの持ち主に、ビジネスセンターで広告配信の権限を承認してもらう
広告アカウントの承認済みSpark Ads投稿 動画コードで承認してもらい、キャンペーンに追加する
アフィリエイト用のクリエイティブ(ACA) セラーセンターでオープンコラボを作成して手数料を設定し、クリエイターに承認してもらう。GMV Maxでは動画ソースとしてアフィリエイト投稿を選ぶ

表の上2つは、自社アカウントの動画です。ショップと連携して権限を付与しておけば、GMV Maxが動画を自動で取得し、広告に使ってくれます。一方、クリエイターの動画を使いたい場合は、ビジネスセンター・一括承認・動画コードのいずれかで承認してもらわなければなりません。

承認をもらったあとにセラーがする操作は、方法によって変わります。一括承認の動画であれば、GMV Maxの動画ソースでアフィリエイト投稿を選べば済みます。動画コードで受け取った動画は、キャンペーンに追加する作業が必要です。

もうひとつ注意したいのは、どの入口から入った動画でも、正しくリンクされていない場合や、商品リンクが付いていない場合は、GMV Maxはその動画を利用できませんという点です。クリエイターに投稿をお願いするときは、商品リンクを付けてもらうよう忘れずに伝えておきましょう。

なお、GMV Maxのキャンペーンは、セラーセンターの「マーケティング」→「ショップ広告」からも確認できます。「広告ダッシュボード」の広告プランリストに「レポートにはTikTok広告マネージャー上のGMV Max広告が含まれます」と表示されているとおり、TikTok広告マネージャーで動かしているGMV Max広告も、こちらのレポートに含まれています。

関連記事:GMV Maxとは?運用についてROI目標・予算・クリエイティブの決め方まで解説!

TikTok ShopのSpark Adsの3つのメリット

Spark Adsを使えば、クリエイターの投稿を作り直すことなく広告に回せます。広告で集めた反応が、元の投稿にそのまま残るのも特長です。主なメリットは次の3つです(3つ目は、TikTokが動画ショッピング広告について示している比較です)。

  • 広告用の動画を作り直さずに、クリエイターの投稿を配信できる
  • 広告で増えた再生やフォローが、元の投稿に積み上がる
  • TikTokの比較では、視聴完了率やCVRが高い

広告用の動画を作り直さずに、クリエイターの投稿を配信できる

クリエイターが自分のアカウントに投稿した動画は、許可をもらえば、そのまま広告として配信できます。広告のために撮り直したり、編集し直したりする手間はかかりません。

広告に使う動画を自社だけで何本もそろえるのは、なかなか大変ではないでしょうか。クリエイターが紹介してくれた動画を広告にも活かせれば、GMV Maxが選べる動画の幅はぐっと広がります。

広告で増えた再生やフォローが、元の投稿に積み上がる

Spark Adsで得た再生数・コメント・シェア・いいね・フォローは、すべて元の投稿に加算されます。広告の配信を止めたあとも、集まった反応は元の投稿の数として残ります。

自社アカウントの投稿を広告に使えば、広告をきっかけに増えたフォロワーは、そのまま自社アカウントに残ります。クリエイターの投稿を使った場合は、反応もフォロワーもクリエイター側に積み上がります。クリエイターにとってもうれしい点なので、広告での利用をお願いするときに伝えておくとよいと考えています。

TikTokの比較では、視聴完了率やCVRが高い

動画ショッピング広告でSpark Adsを使った場合の比較では、Spark Ads以外の広告に比べて動画視聴完了率 +30%・エンゲージメント率 +142%・CVR +43%・CPM −4%という結果が示されています。ただし、調査の時期や条件は示されておらず、GMV Maxで計測した数値でもありません。

もちろん、どの商品でも同じ成果が出るとは限りません。それでも、ふだんの投稿として自然に見られている動画を広告に使うことには、大きな意味があると当社では考えています。

TikTok ShopのSpark Adsに使う動画を承認してもらう3つの方法

クリエイターの動画を広告に使う許可は、ビジネスセンター・一括承認・動画コードの3つの方法でもらえます。どこまでの投稿が対象になるのか、クリエイターに何を操作してもらうのか、セラーがGMV Maxで何をするのかは、方法ごとに違います。

  • ①ビジネスセンターで、TikTokアカウントごと承認してもらう
  • ②アフィリエイトのクリエイターに、一括承認をオンにしてもらう
  • ③動画1本ごとに、動画コードを発行してもらう

①ビジネスセンターで、TikTokアカウントごと承認してもらう

ショップのビジネスセンターにTikTokアカウントを追加し、アカウントの持ち主に承認してもらえば、そのアカウントの動画をGMV Maxで使えるようになります。セラーがQRコードを作り、持ち主にTikTokアプリで読み取ってもらう方法です。

ビジネスセンターでは、次の流れで操作します。

  1. ショップに連携したビジネスセンターで「アカウント」タブを開く
  2. 「TikTokアカウント」を選び、「TikTokアカウントを追加」をクリックする
  3. 「広告配信権限のリクエスト」をクリックして、QRコードを作る
  4. アカウントの持ち主に、TikTokアプリでQRコードを読み取ってもらう

承認が済むと、そのアカウントはGMV Maxで使えるTikTokアカウントに加わり、投稿された動画はGMV Maxが自動で取得するようになります。承認はアカウント単位なので、継続して動画を投稿してもらう相手や、自社で運営している別のアカウントの動画を使いたいときに向いています。

②アフィリエイトのクリエイターに、一括承認をオンにしてもらう

セラーセンターの「マーケティング」の「ショップ広告」で、GMV Maxの「クリエイティブ」を開いた投稿の一覧。1がメニューの「ショップ広告」、2がGMV Maxの「クリエイティブ」、3が「承認タイプ」の列で、値は「アフィリエイト一括承認」。投稿のタイトルとID、ユーザー名、商品名と商品ID、合計の件数はマスクしている
セラーセンターのGMV Maxの「クリエイティブ」(承認タイプの列)

一括承認とは、アフィリエイトのクリエイターが「自分のアフィリエイト投稿は、すべてショップ広告に使ってよい」と許可する設定のことです。クリエイターが一度オンにしておけば、投稿のたびに承認をもらう必要はなくなります。

設定は、TikTokアプリのTikTok Shop Creator Centerにあるプライバシー設定から行います。クリエイターには、「Authorize sellers to boost my videos(セラーによる動画のブーストを承認)」をオンにしてもらいます。この許可は、特定のセラーだけに向けたものではありません。クリエイターが紹介している商品のセラーであれば、すべてが対象になります。

クリエイターに承認してもらう前に、セラー側にも準備が必要です。セラーセンターでアフィリエイトのオープンコラボを作成し、商品の手数料を設定しておきましょう。そのうえで、GMV Maxのキャンペーンでは動画ソースとしてアフィリエイト投稿を選びます。一括承認でもらった動画は、GMV Maxの中では「ACA(広告のアフィリエイト用クリエイティブ)」として扱われます。

なお、一括承認の投稿を広告に使う場合、宣伝する商品は投稿にリンクされた商品のままで、別の商品に変えることはできません。どの投稿が一括承認で使われているかは、セラーセンターのGMV Maxの「クリエイティブ」を開くと、投稿ごとの「承認タイプ」で確認できます。

③動画1本ごとに、動画コードを発行してもらう

動画コードとは、クリエイターが「この投稿を、この広告主の広告に使ってよい」と許可するためのコードです。「スパークコード」と呼ばれることもあります。アフィリエイトのクリエイターでなくても発行できるので、幅広い相手にお願いできるのが強みです。ただ、GMV Maxで使うためには、この場合も投稿に商品リンクが付いていなければなりません。

アフィリエイト商品のリンクが付いた投稿の場合、クリエイターが「アフィリエイト商品変更の承認」をオンにすると、広告主が投稿とは異なる商品を広告に使えるようになります。ただし、この機能は一部で提供されていない場合もあります。また、動画コードで承認された投稿は、あとから投稿の商品リンクが消えても、動画コードが失効するまで配信が続く点も覚えておきましょう。

クリエイターから受け取った動画コードは、セラーがGMV Maxのキャンペーンに追加して使います。

ここまでの3つの方法を、表で比べてみましょう。

項目 ビジネスセンター 一括承認 動画コード
承認の範囲 TikTokアカウントの投稿(アカウント単位) クリエイターのすべてのアフィリエイト投稿 個別の投稿
誰に向けた許可か ショップのビジネスセンター すべてのセラー 1人の広告主
クリエイターが操作すること TikTokアプリでQRコードを読み取る TikTok Shop Creator Centerのプライバシー設定でオンにする 投稿の「広告設定」で動画コードを生成して送る
頼める相手 TikTokアカウントの持ち主 アフィリエイトのクリエイター アフィリエイトでないクリエイターも可
セラーがGMV Maxで行う操作 なし(承認したアカウントの動画をGMV Maxが自動で取得する) 事前にオープンコラボと手数料を設定し、動画ソースでアフィリエイト投稿を選ぶ キャンペーンの「クリエイティブを管理」から動画コードを追加する

使い分けに迷ったら、継続して商品を紹介してくれるアフィリエイトのクリエイターには一括承認を、特定の動画だけを広告に使いたいときには動画コードをお願いする形がおすすめです。2つの設定は互いに影響しないため、一括承認をオンにしているクリエイターから、別途動画コードをもらうこともできます。

TikTok ShopのSpark AdsをGMV Maxに追加する手順

TikTok ShopのSpark AdsをGMV Maxに追加する手順の図。クリエイターはTikTokアプリで、投稿の「…」から「広告設定」を開き、「広告承認」をオンにして有効期間を設定し、「動画コードを生成」して、動画コードをセラーに送る。セラーはTikTok広告マネージャーで、キャンペーン編集の「クリエイティブを管理」から「投稿を追加」「ビデオコードを追加」を選んで動画コードを入力し、「承認済み投稿」のタブで確認する
動画コードを発行してから、GMV Maxで確認するまで

動画コードを使う場合は、まずクリエイターがTikTokアプリで動画コードを発行し、それを受け取ったセラーがTikTok広告マネージャーでGMV Maxのキャンペーンに追加します。全体の流れは、次の4ステップです。

  • ①クリエイターが、動画の「広告設定」で動画コードを発行する
  • ②GMV Maxのキャンペーン編集で「クリエイティブを管理」を開く
  • ③「投稿を追加」から「ビデオコードを追加」を選び、コードを入力する
  • ④「承認済み投稿」のタブで、追加した動画を確認する

TikTokアプリでは「動画コード」、TikTok広告マネージャーのGMV Maxの画面では「ビデオコード」と表記が異なりますが、どちらも同じコードを指しています。

①クリエイターが、動画の「広告設定」で動画コードを発行する

最初に、広告に使いたい投稿の「広告設定」から、クリエイターに動画コードを発行してもらいます。クリエイターがTikTokアプリで行う操作は、次のとおりです。

  1. 広告に使う投稿の「…」(3点のアイコン)をタップする
  2. 「広告設定」をタップする
  3. 「広告承認」をオンにし、有効期間を設定する
  4. 「動画コードを生成」をタップし、表示されたコードをセラーに送る

有効期間は、動画コードを発行するときにクリエイター自身が設定します。お願いする際は、広告に使いたい期間もあわせて伝えておくとスムーズです。

②GMV Maxのキャンペーン編集で「クリエイティブを管理」を開く

ここからはセラー側の操作です。TikTok広告マネージャーで、動画を追加したいGMV Maxキャンペーンの編集ページを開き、「クリエイティブを管理」をクリックします。

③「投稿を追加」から「ビデオコードを追加」を選び、コードを入力する

「投稿を追加」をクリックするとメニューが開くので、「ビデオコードを追加」を選び、クリエイターから受け取った動画コードを入力します。同じメニューには「カスタム投稿を追加」も並んでいるため、選び間違えないようにしてください。

④「承認済み投稿」のタブで、追加した動画を確認する

最後に「承認済み投稿」のタブを開き、追加した動画が表示されていれば完了です。このタブには、広告アカウントに追加したSpark Adsの投稿のほか、GMV Maxが使えるTikTokアカウントから自動で取得された動画も並んでいます。

クリエイターとの動画コードのやり取りや、GMV Maxへの追加作業まで任せたい場合は、当社のTikTok Shop支援サービスへお気軽にご相談ください。

TikTok ShopのSpark Adsの6つの注意点

Spark Adsを使う前に確認しておきたいのが、成果報酬が発生する条件、広告が止まる条件、そして投稿の扱いに関するルールです。とくに次の6点は、事前に把握しておくと安心です。

  • アフィリエイト動画の広告の売上にも、成果報酬がかかる前提で利益を計算する
  • 一括承認の動画は、承認のオフや提携の終了で広告が止まる点を押さえておく
  • 投稿の文面は、承認する前に最終版にしてもらう
  • 非公開の動画は、広告に使うと公開されることをクリエイターに伝えておく
  • 動画を削除する前に、Spark Adsの承認を解除してもらう
  • 動画コードの有効期間は、配信したい期間に合わせて設定してもらう

アフィリエイト動画の広告の売上にも、成果報酬がかかる前提で利益を計算する

アフィリエイトのクリエイターの動画を広告に使った場合、その広告経由の売上にも、クリエイターへの手数料がかかる場合があります。TikTokのヘルプでも、アフィリエイトクリエイターが作成した動画をショップ広告で使用すると、商品購入が発生した場合に、アフィリエイトクリエイターへコミッションが支払われますと案内されています。

これは、一括承認と動画コードのどちらで承認をもらった場合も変わりません。広告費だけでなく成果報酬も差し引いたうえで、1件あたりの利益がどれだけ残るのかを試算しておきましょう。

一括承認の動画は、承認のオフや提携の終了で広告が止まる点を押さえておく

一括承認で使っている動画の広告は、クリエイターが承認をオフにしたとき、アフィリエイト提携が失効したとき、投稿から商品リンクが消えたときに自動で止まります。よく売れている動画ほど、急に止まったときの影響は大きくなります。

そこで当社がおすすめしているのが、広告に使っているクリエイターごとに、提携期間と承認の状態を一覧にして管理する方法です。一覧があれば提携の終了が近い動画にすぐ気づけるので、広告が止まる前に次の動画を用意しておけます。

投稿の文面は、承認する前に最終版にしてもらう

投稿が広告として承認されると、それ以降はキャプションを編集できなくなります。誤字や商品名の表記など、直したいところがあれば、動画コードを発行してもらう前に修正をお願いしましょう。

動画コードを受け取る前に、自社でもキャプションを一度確認する流れにしておくと、あとで慌てずに済みます。

非公開の動画は、広告に使うと公開されることをクリエイターに伝えておく

手動のキャンペーンや動画ショッピング広告では、非公開の動画もキャンペーンに使われた時点で公開され、プロモーション中は公開の状態を変更できません。なお、「広告にのみ表示」を選ぶことはできます。クリエイターが「非公開のままだから大丈夫」と考えて承認すると、意図しないかたちで動画が公開されてしまうおそれがあります。

依頼の段階で、「広告に使う動画は、公開しても問題ないものに限ってほしい」とクリエイターに伝えておくのがおすすめです。

動画を削除する前に、Spark Adsの承認を解除してもらう

Spark Adsに使っている動画を削除する場合は、先にSpark Adsとしての承認を解除し、そのあとでアカウントから削除する必要があります。クリエイターの動画であれば、削除の操作をするのはクリエイター本人です。この順番も、依頼の時点で共有しておきましょう。

動画コードの有効期間は、配信したい期間に合わせて設定してもらう

動画コードの有効期間は、クリエイターが「広告承認」をオンにするときに設定します。配信したい期間を先に伝えていないと、こちらの想定より早く期限が来てしまうかもしれません。

たとえばセールに合わせて配信したい動画なら、セールの最終日まで有効期間が続くように設定してもらうと確実です。

TikTok ShopのSpark Adsを売上につなげる3つのコツ

Spark Adsを売上につなげるうえで大切なのは、どの投稿に承認をお願いするかという選び方と、承認をもらうタイミングです。当社では、次の3つを意識していただくようおすすめしています。

  • コツ①:自然な再生で注文につながった投稿から選ぶ
  • コツ②:サンプルを送る段階で、広告での利用もお願いしておく
  • コツ③:食品は、食べる瞬間や調理の様子が映る投稿を優先する

コツ①:自然な再生で注文につながった投稿から選ぶ

動画コードを個別にお願いする投稿は、広告をかけていない状態で、すでに注文につながっているものから選ぶのがおすすめです。再生数やいいねの多さよりも、その動画から実際に商品が売れているかどうかを重視する、というのが当社の考え方です。

動画コードは投稿1本ごとにクリエイターとのやり取りが必要になるため、お願いする順番を決めておけば手間を抑えられます。一方で、一括承認の投稿はこちらで絞り込まず、GMV Maxの自動選択に任せましょう。使える動画が多いほど、GMV Maxは売れる動画を見つけやすくなると考えているためです。

コツ②:サンプルを送る段階で、広告での利用もお願いしておく

クリエイターに無料サンプルを送るタイミングで、「投稿を広告にも使わせてほしい」という希望もあわせて伝えておきましょう。投稿が伸びてから改めてお願いするより、話はスムーズに進むはずです。

その際、一括承認と動画コードのどちらで承認してほしいのか、広告に使いたい期間はどのくらいかも伝えておけば、あとのやり取りを減らせます。また、サンプルを提供した投稿には、「広告」「PR」など、事業者との関係がわかる表記を入れてもらうことも忘れないようにしてください。

関連記事:TikTok Shopのクリエイターの探し方とは?6つの方法から選び方・依頼の流れまで解説!

コツ③:食品は、食べる瞬間や調理の様子が映る投稿を優先する

食品であれば、食べた瞬間の表情や、調理して仕上がるまでの様子が映っている投稿を優先して、承認をお願いするのがおすすめです。味や食感は、文字だけではなかなか伝わりません。だからこそ、映像で見せられる部分が購入の決め手になると当社では考えています。

パッケージを紹介するだけの投稿よりも、実際に食べている場面が入った投稿のほうが、見ている人は「自分が食べたら」と想像しやすいのではないでしょうか。

Spark Adsに使う投稿の選び方や、クリエイターへのお願いの仕方に迷ったときは、当社のTikTok Shop支援サービスまでご相談ください。

TikTok ShopのSpark Adsに関するよくある質問

Q1:TikTok Shopで、Spark Adsを動画ショッピング広告として作れますか?

「販売」目的で、販売誘導先をTikTok Shopにした動画ショッピング広告は、2025年7月以降、新しく作れなくなっています。同じ時期に、同じ条件のLIVEショッピング広告・商品ショッピング広告も、新規作成・編集・複製ができなくなりました。

ヘルプには、動画ショッピング広告でSpark Adsを作る手順のページが今も残っています。ただし、現在新しく作れるのは、販売誘導先をショーケースにした動画ショッピング広告です。TikTok Shopの売上を伸ばしたいのであれば、GMV Maxに動画を追加する方法を選びましょう。

Q2:一括承認しているクリエイターでも、動画コードが必要なのはどんなときですか?

クリエイターが一括承認をオンにしていても、アフィリエイト提携のない状態で商品リンクを付けた投稿と、商品リンクのない投稿については、動画コードを共有してもらう必要があります。

ただし、GMV Maxは商品リンクが付いていない動画を広告に使いません。GMV Maxで使いたい動画は、商品リンクを付けて投稿してもらいましょう。

Q3:Spark Adsに使える動画の長さに上限はありますか?

Spark Adsに使える動画の長さは、最大10分です。なお、TikTokアカウントのオーガニック動画を使う場合、動画の比率・解像度・ファイル形式・ビットレート・ファイルサイズに制限はありません。

Q4:広告に使った動画の所有権は、セラーに移りますか?

移りません。アフィリエイトのクリエイターがショップ広告での利用を承認しても、動画の所有権を手放したことにはならず、所有権は引き続きクリエイターにあります。また一括承認の場合、セラーが広告に使えるのは、自社の商品を宣伝している動画に限られます。

TikTok ShopのSpark Adsのまとめ

最後に、本記事の要点を振り返ります。

  • Spark Adsとは:自社や、許可を得たクリエイターのTikTok投稿を、そのまま広告として配信する形式。プロフィール画像などをタップしたユーザーは、投稿したアカウントのプロフィールに移動する
  • GMV Maxとの関係:TikTok Shopの売上を伸ばす広告はGMV Maxで配信し、Spark Adsの投稿はGMV Maxが使う動画として追加する。自社アカウントの動画は、ショップと連携して権限を付与すれば自動で使われる。どの動画にも商品リンクが必要
  • メリット:クリエイターの投稿を作り直さずに配信でき、広告で得た反応は元の投稿に残る。TikTokの比較値は動画ショッピング広告についてのもので、GMV Maxの数値ではない
  • 承認の方法:ビジネスセンター(アカウントごと)、一括承認(アフィリエイト投稿すべて)、動画コード(投稿1本ごと)の3つ。一括承認では、事前にオープンコラボと手数料を設定し、GMV Maxの動画ソースでアフィリエイト投稿を選ぶ
  • 追加の手順:クリエイターが「広告設定」で動画コードを発行し、セラーがTikTok広告マネージャーの「クリエイティブを管理」から「ビデオコードを追加」で入力して、「承認済み投稿」で確認する
  • 注意点:アフィリエイト動画の広告にも成果報酬がかかる場合がある。一括承認の動画は、承認のオフや提携の終了で広告が止まる。キャプションは承認前に確定させ、非公開の動画は、手動のキャンペーンなどでは使用時に公開されるため、公開してよいものに限る。動画を削除する前には承認を解除し、有効期間は配信したい期間に合わせて設定してもらう
  • コツ:動画コードは自然な再生で売れている投稿から優先してお願いし、一括承認の投稿はGMV Maxの自動選択に任せる。広告での利用や「広告」「PR」などの表記はサンプルを送る段階で伝え、食品なら食べる瞬間や調理の様子が映る投稿を優先する

まずは、自社の商品を紹介してくれたクリエイターの投稿の中から、実際に注文につながっているものを1本選んでみてください。その1本の動画コードをお願いするところから始めれば、承認から配信までの流れも自然とつかめるはずです。クリエイターの動画を広告に活かす体制づくりで迷ったときは、当社のTikTok Shop支援サービスまでお気軽にご相談ください。

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