【2026年最新】TikTok Shop LIVEオークションとは?仕組み・利用条件から設定方法まで解説!

TikTok Shop LIVEオークションとは、「LIVE配信中に視聴者がカウントダウンに合わせて入札し、最も高い金額を出した人が商品を購入できる機能」です。

オークションと聞くと中古品を思い浮かべる方も多いと思いますが、数量限定のコラボ商品や先行販売の商品も出品できます。ただし、どのショップでも使えるわけではなく、TikTok Shopの審査を通過したセラーに限られます。

LIVEオークションについて、次のような疑問をお持ちではないでしょうか。

  • 自社のショップでもLIVEオークションを使えるのか知りたい
  • 食品のような商品もオークションに出せるのか知りたい
  • 配信中にどう操作すればオークションを始められるのか、イメージがわかない

結論からお伝えすると、LIVEオークションを使えるかどうかは、注文に関する低評価率(ONRR)が0.7%未満であることなど、TikTok Shopが定める条件で決まります。食品・飲料も対象カテゴリーに含まれています。操作は、セラーセンターでオークション用の商品を準備し、LIVEマネージャーで商品を並べておき、配信中にオークションを開始する、という流れです。

当社Gastroduce Japanは、食品特化のTikTok Shop公式認定パートナー(TSP・TAP・CAP)として、60店舗以上のTikTok Shopの運用を支援しています。

LIVEオークションでも、高級和牛の希少部位を販売した経験があります。本記事では、実際にオークションで販売した立場から、LIVEオークションの仕組み、利用条件、設定方法、一時出品などの機能、メリットとデメリット、向いている商品、当社の事例、注意点を解説します。

最後までお読みいただければ、自社でLIVEオークションを使えるかどうかを判断し、最初の配信に向けた準備まで進められるはずです。LIVE配信で新しい売り方を探している方は、ぜひ参考にしてください。

本記事の対象となる方

  • LIVE配信を担当している、TikTok Shop出店中のブランド・メーカーの方
  • LIVEオークションを使ってみたいが、仕組みや条件がわからない方
  • 食品など、数量の限られた商品の売り方を考えている方

本記事を読んでわかること

  • LIVEオークションの入札から落札・支払いまでの流れと、利用条件
  • セラーセンターとLIVEマネージャーでの設定方法と、一時出品などの機能
  • 向いている商品と、取引ガイドが禁じる演出・返品の扱い
食品ECの運営代行・コンサルティング|ガストロ(GastroduceJapan)
監修者

若松 友貴

Gastroduce Japan株式会社 代表取締役社長

一橋大学商学部卒業後、2014年に楽天株式会社へ入社し、楽天市場ECコンサルタントとして累計1,000社超を担当。2017年に食品EC特化の実行型コンサルティング会社Gastroduce Japan株式会社を設立。現在はTikTok Shop公認パートナー(TSP)として60店舗以上を支援し、支援店舗群の月間流通総額は3.5億円を超える(2026年6月時点)。食品カテゴリー初のTikTok Shop「松屋フーズデー」の企画・運営や、「TikTok上半期トレンド大賞2026」ヒットアイテム部門受賞商品の支援を手がけ、2025年にはTikTok食品カテゴリ日商ランキング上位10商品のうち6商品を支援ブランドが占めた。日経MJ一面トップにも掲載。

目次
  1. TikTok Shop LIVEオークションとは?
  2. TikTok Shop LIVEオークションの仕組み|入札から落札・支払いまでの流れ
  3. TikTok Shop LIVEオークションの利用条件
  4. TikTok Shop LIVEオークションの設定方法
  5. TikTok Shop LIVEオークションで使える3つの機能
  6. TikTok Shop LIVEオークションのメリット
  7. TikTok Shop LIVEオークションのデメリット
  8. TikTok Shop LIVEオークションに向いている商品
  9. 【事例紹介】TikTok Shop LIVEオークションの活用事例
  10. TikTok Shop LIVEオークションの注意点
  11. TikTok Shop LIVEオークションに関するよくある質問
  12. TikTok Shop LIVEオークションのまとめ

TikTok Shop LIVEオークションとは?

TikTok Shop LIVEオークションとは、「LIVE配信中に視聴者がカウントダウンに合わせて入札し、最も高い金額を出した人が商品を購入できる機能」です。

TikTok Japanはこの機能を、LIVE配信を通じて視聴者がリアルタイムで入札・購入に参加できる仕組みとして日本で提供し始めました。セラー向けのガイドでは「カウントダウン入札」という名前でも紹介されています。

ここでは、通常のLIVE販売と何が違うのか、日本ではいつから・どんな商品で使えるようになったのかを順に見ていきます。

通常のLIVE販売との違い

LIVEオークションの商品には定価がなく、ショップ側で決めるのは入札開始価格だけです。最終的な販売価格は、配信中に視聴者が入札した結果で決まります。

ほかにも、通常のLIVE販売にはないオークションならではの仕組みがいくつかあります。主なものを表にまとめました。

項目 LIVEオークションでの扱い
価格の決まり方 入札開始価格から、価格帯ごとに決まった上げ幅で上がっていく
商品が視聴者に表示されるタイミング オークションキューに入れただけではショッピングバッグに表示されず、セラーが「開始」を押すと全員の画面にピン留めされる
1回のオークションの時間 既定は30秒で、1分か2分も選べる(一時出品は最大5分)
終わり方 時間制オークションか延長入札かを、開始前にセラーが選ぶ
価格の上限 1商品あたり500,000円(開始価格・入札額とも)

日本での提供開始と対象の商品

日本でLIVEオークションの提供が始まったのは、2026年4月8日です。開始時点で対象になったのは、数量限定のブランドコラボレーション商品や先行販売商品をはじめとする、幅広いカテゴリーの商品でした。

中古品については、開始時点では一部のカテゴリーに限られ、今後順次広げていく予定と発表されていました。また、クリエイターのLIVE配信の中でオークションを開く「クリエイターLIVEオークション」も、日本を適用対象に含むセラー向けのガイド(2026年10月8日更新)が用意されています。

関連記事:TikTok Shopとは?仕組み・メリットから費用・成功事例まで解説!

TikTok Shop LIVEオークションの仕組み|入札から落札・支払いまでの流れ

LIVEオークションの流れ。支払い方法と配送先の登録、価格帯ごとの入札上げ幅での入札、時間制オークションか延長入札のカウントダウン、落札時の注文の自動作成と自動請求の4段階と、入札がなかったときの再実施・削除、支払いに失敗したときの15分間の猶予を示した図
入札から落札・支払いまでの流れ

購入者は支払い方法と配送先を登録したうえで入札し、カウントダウンが終わった時点で最も高い金額を出していれば落札となります。落札と同時に注文が作られ、代金の請求まで自動で進みます。

流れに沿って、次の5つのポイントを解説します。

  • 入札前に必要な支払い方法と配送先の登録
  • 価格帯ごとの入札上げ幅と上限入札(自動入札)
  • カウントダウンの終わり方(時間制オークション・延長入札)
  • 落札後の注文作成と自動請求
  • 支払いに失敗したときの15分間の猶予

入札前に必要な支払い方法と配送先の登録

購入者が入札するには、配送先住所と、クレジットカード・デビットカードかApple Payの登録が必要です。初めて入札する購入者には、オークションの利用規約への同意も求められます。

登録が済んでいない購入者が入札ボタンを押すと、その場で登録画面が表示されます。ただ、オークションが始まってから登録に取りかかると、カウントダウンに間に合わないかもしれません。登録の呼びかけは、配信の冒頭で済ませておくのがおすすめです。

価格帯ごとの入札上げ幅と上限入札(自動入札)

入札額は、現在の価格帯に応じて決められた固定の上げ幅で上がっていきます。開始価格と入札額の上限は1商品あたり500,000円です。入札額がこの上限に達した場合は、その時点の入札者の落札がすぐに決まります。

価格帯ごとの上げ幅は、次のとおりです。

現在の価格帯(円) 固定の入札上げ幅(円)
0〜3,000 100
3,001〜10,000 200
10,001〜30,000 500
30,001〜80,000 1,000
80,001〜150,000 2,000
150,001〜250,000 5,000
250,001〜500,000 10,000

購入者が「上限入札(自動入札)」を設定している場合は、システムが代わりに入札してくれます。現在の最高入札額に上の表の上げ幅を足した金額で、購入者が決めた上限額に届くまで自動で入札を続ける仕組みです。

カウントダウンの終わり方(時間制オークション・延長入札)

カウントダウンの終わり方は、ゼロで終わる「時間制オークション」と、終了間際の入札で時間が戻る「延長入札」から選べます。どちらにするかは、オークションを始める前にショップ側で決めておきます。

入札モード 終わり方
時間制オークション カウントダウンがゼロになった時点で終了する
延長入札 最後の10秒間に入札があるとタイマーが10秒に戻り、入札がなくなるまで繰り返す

1回のオークション期間は30秒が既定で、1分か2分に変えることもできます。公式ガイドでは、配信を盛り上げるなら短い30秒がおすすめとされています。

なお、配信中に商品を追加する「一時出品」の場合は、制限時間を最大5分まで設定できます。一時出品で延長オークションを選ぶと、終了間際に入札が入ったとき、残り時間が設定した時間まで戻ります。

落札後の注文作成と自動請求

落札者が決まると注文が自動で作られ、落札額は登録済みの支払い方法に自動で請求されます。購入者が別途、決済の手続きをする必要はありません。

ショップ側の管理画面には、匿名化された落札者のユーザー名と落札額が通知されます。落札された商品は「販売された商品」タブに移るので、支払いの状況もそこで確認できます。

通常の購入にある「購入から1時間の無料キャンセル期間」は、オークションの商品には適用されません。落札した時点で注文が確定する、というのが通常の販売との大きな違いです。ただし、セラー側がフルフィルメントの所要時間の基準を満たせなかった場合は例外となるため、発送までの体制は整えておきたいところです。

支払いに失敗したときの15分間の猶予

落札後に支払いが失敗した場合でも、落札者には支払い方法を更新するための15分間の猶予が与えられます。この猶予の間、その商品の在庫は減りません。

カードの引き落としに失敗した、認証が完了していないといった理由で、注文が「支払い待ち」の状態になることがあります。そうなったときは、プロフィールの「自分の注文」から支払いをやり直してもらうよう、購入者に案内できます。

購入者が支払いをやり直さないまま猶予が過ぎると、注文は時間切れでキャンセルになる可能性があります。その商品は、すぐに、あるいは猶予が終わるのを待ってから、もう一度オークションにかけることも可能です。とはいえ、せっかく落札してもらった注文ですから、配信中に支払い待ちが出たら、まずはその場で落札者に声をかけてみてください。

TikTok Shop LIVEオークションの利用条件

LIVEオークションを使えるのは、TikTok Shopの事前審査を通過したセラーに限られます。具体的な条件はオークション取引ガイドに定められており、ショップスタートアップ期間の終了や、注文に関する低評価率(ONRR)0.7%未満などが求められます。

ここでは、次の5つの観点から条件を整理します。

  • セラーとクリエイターのアカウントの条件
  • LIVE配信と在庫の条件
  • オークションに出せる商品カテゴリー
  • オークションに出せない商品
  • 中古品を出すときに必要な書類

セラーとクリエイターのアカウントの条件

オークション取引ガイドでは、アカウントの条件がセラー向けとクリエイター向けに分けて示されています。どちらにも共通するのが、重大な知的財産権侵害がないことです。

セラー向け クリエイター向け
ショップスタートアップ期間を終了していること 対象となるセラーの公式アカウントまたはマーケティングアカウントであること
注文に関する低評価率(ONRR)を0.7%未満に維持していること クリエイターの健全性評価(CHR)スコアが150以上であること
重大な知的財産権侵害がないこと 重大な知的財産権侵害がないこと
リスクの高い行為を行っていないこと 重大なコンテンツ違反がないこと

TikTok Japanの発表でも、LIVEオークションを利用できるのは、事前の厳格な審査を通過したパートナーとされています。自社のショップが条件を満たしているかどうかは、まずセラーセンターでショップの指標を確認してみてください。

LIVE配信と在庫の条件

アカウントの条件に加えて、注文量の制限を受けていないこと、オークションで販売する在庫を十分に用意していることも求められます。

見落としやすいのが、配信を始めるときのモードです。オークション取引ガイドでは、「クリエイターモード」ではなく、必ず「セラーモード」でLIVE配信を開始するよう求めています。配信を担当する方が複数いる場合は、開始の手順を社内でそろえておくと安心です。

オークションに出せる商品カテゴリー

食品・飲料も、オークションに出品できる商品カテゴリーに含まれています。オークション取引ガイドに挙げられているカテゴリーは、次のとおりです。

ジュエリー・アクセサリー・関連商品 工具・金物 ベビー・マタニティ(ベビーフォーミュラを除く) レディースファッション・下着
ビューティー・パーソナルケア キッズファッション 家具 スポーツ・アウトドア
日用品・生活雑貨 バッグ・スーツケース ファッション小物 パソコン・オフィス用品
家電 スマートフォン・電子機器 ペット用品 キッチン用品
自動車・バイク用品 ヘルスケア モデストファッション シューズ
書籍・雑誌・オーディオ 寝具・ファブリック 食品・飲料 おもちゃ・ホビー
DIY・住宅設備 中古品 メンズファッション・下着 コレクターズアイテム

カテゴリーごとの細かな要件は、TikTok Shopの「制限付き商品」のルールに従います。食品であれば、通常の出品と同じ表示のルールがオークションの商品にもかかる、と考えておくとよいでしょう。

オークションに出せない商品

政治家・政治的な話題・宗教に関連する商品、故人の遺品、災害が起きたときの生活必需品は、オークションに出品できません。宗教に関連する商品には神社のお守りなども含まれるため、注意が必要です。

また、対象カテゴリーの商品であっても、オークションに出す商品には専用の審査があります。TikTok Shopのポリシーに違反している商品や、オークション制限カテゴリーに当たる商品、出品情報に不備がある商品は、この審査で却下されることがあります。

中古品を出すときに必要な書類

中古品をオークションに出品する場合は、「古物商許可証」と「仕入伝票」を提出しなければなりません。このほか、商品カテゴリーによって必要な要件やライセンスが異なります。

対象 必要なもの
中古品を扱うセラー 古物商許可証、仕入伝票
中古トレーディングカード(販売価格が30,000円を超える商品) 公認鑑定機関による鑑定証明書

前述のとおり、中古品は提供開始の時点では一部のカテゴリーだけが対象でした。自社の商材が対象に入っているかどうかは、セラーセンターで確認したうえで、担当のアカウントマネージャーにも問い合わせておくと確実です。

TikTok Shop LIVEオークションの設定方法

LIVEオークションの設定の流れ。セラーセンターで販売フォーマットを「固定価格とLIVEオークション」にし、LIVEマネージャーでLIVEイベントの作成、オークションタブの「+商品を追加」、鉛筆アイコンから開始価格・期間・入札モードの設定を行い、配信中に「開始」を押して「販売された商品」タブで結果を確認する6つの手順を示した図
LIVEオークションの設定の流れ

LIVEオークションは、セラーセンターでオークション用の商品を準備し、LIVEマネージャーで並べたうえで、配信中に開始します。オークションが終わったら、落札結果と支払いの状況を確認すれば一連の作業は完了です。

具体的な手順は、次の6ステップです。

  • ①セラーセンターで販売フォーマットを「固定価格とLIVEオークション」にする
  • ②LIVEマネージャーでLIVEイベントを作成する
  • ③オークションタブの「+商品を追加」から出品する商品を選ぶ
  • ④鉛筆アイコンから開始価格・期間・入札モードを決める
  • ⑤LIVE配信中に「開始」を押す
  • ⑥「販売された商品」タブで落札結果と支払い状況を確認する

①セラーセンターで販売フォーマットを「固定価格とLIVEオークション」にする

まず、セラーセンターの「商品を追加」にある販売情報で、販売フォーマットを「固定価格とLIVEオークション」に設定します。販売フォーマットの選択肢は、「固定価格」と「固定価格とLIVEオークション」の2つです。

セラー向けのガイドでは、「商品 > 商品管理」から商品ごとに「オークション商品」スイッチをオンにする方法も紹介されています。出品数が多い場合は、一括アップロード用のExcelでまとめてオークション商品に指定することも可能です。

オークションの商品には定価がないため、代わりに入札開始価格を設定します。ここで決めた入札開始価格は、オークションを始める前であれば、LIVEの管理画面で調整し直せます。

関連記事:【2026年最新】TikTok Shopの商品登録とは?手順・一括登録から審査の対処法まで解説!

②LIVEマネージャーでLIVEイベントを作成する

LIVEマネージャーでLIVEイベントを作成しておくと、フォロワーに配信の予定を知らせ、オークション配信への登録を促せます。LIVEマネージャーは、セラーセンターの「LIVEと動画 > LIVE販売」から開けます。

セラー向けのガイドでは、LIVEイベントの設定は「オプション」として紹介されています。一方で、同じ項目の本文には、配信前にイベントを作成してオークションのスケジュールを設定しておく必要がある、とも書かれています。当社としては、オークションを行う配信では、事前にLIVEイベントを作っておくことをおすすめします。

あわせて、TikTokアカウントがセラーセンターと連携されているかどうかも、このタイミングで確認しておくと安心です。

③オークションタブの「+商品を追加」から出品する商品を選ぶ

LIVE配信を始めたら、LIVEマネージャーのオークションタブで「+商品を追加」を押し、出品したい商品を選んで「追加」を押します。選んだ商品は、「オークションキュー」と呼ばれる待機列に並びます。

商品の一覧には、オークションの設定を有効にした商品がすべて表示され、検索バーから探すこともできます。キューに入れただけでは視聴者のショッピングバッグに商品は表示されず、オークションを開始した時点で初めて表示される仕組みです。

④鉛筆アイコンから開始価格・期間・入札モードを決める

キューに並んだ商品の横にある鉛筆アイコンを押すと、商品ごとに開始価格・オークション期間・入札モードを設定できます。設定できる項目と範囲は、次のとおりです。

項目 既定の値 変えられる範囲
開始価格 セラーセンターで設定した価格 500,000円以下で編集できる
オークション期間 30秒 1分か2分を選べる
入札モード — 時間制オークションか延長入札を選ぶ

オークションが始まってからは商品を編集できないため、キューに並べた商品はすべて、開始前に設定を済ませておきましょう。

⑤LIVE配信中に「開始」を押す

キューの商品の横にある「開始」を押すと、視聴者全員の画面に商品が自動でピン留めされ、カウントダウンが始まります。オークションの最中は、LIVEの管理画面にカウントダウンと現在の最高入札額が表示されます。

一度始まったオークションは、ピン留めを外すことも、商品を編集・削除することもできません。開始前であれば商品をピン留めして視聴者に見せておけるので、じっくり紹介したい商品は、この段階で見せておくとよいでしょう。

次の商品のオークションを始めると、ピン留めされていた前の商品は新しい商品に入れ替わります。

当社では、オークションを行う配信を次の順番で進めることをおすすめしています。

  1. 配信の冒頭で、入札に必要な支払い方法と配送先の登録をお願いし、あわせて入札モード(時間制オークションか延長入札か)、落札は取り消せないこと、返品の扱いを伝える
  2. 商品をカメラの前で見せながら、状態を説明する(中古品なら傷や付属品の有無、食品なら内容量・賞味期限・配送の温度帯)
  3. 「開始」を押し、カウントダウン中は現在の最高入札額を読み上げて盛り上げる
  4. 落札結果を伝えてから、次の商品に移る。支払い待ちが出た場合は、落札者に「自分の注文」から支払いをやり直してもらうよう呼びかける

⑥「販売された商品」タブで落札結果と支払い状況を確認する

オークションが終わった商品は、LIVEの管理画面のオークション > 「販売された商品」タブに、落札者・落札価格・支払い状況とあわせて一覧表示されます。

入札が1件もなかった商品には、「入札なしでオークション終了」と表示されます。その場合は、開始価格を下げるなど設定を見直して、もう一度オークションにかけられます。キューから削除することも可能です。

注文一覧と注文詳細には購入者のニックネームが表示され、ニックネームでの検索や並べ替えにも対応しています。また、梱包リストは販売者SKUの順に並ぶため、あらかじめSKUを決めておくと、配信後のピッキングや梱包がぐっと楽になります。

TikTok Shop LIVEオークションで使える3つの機能

LIVEオークションには、通常のオークション商品のほかに、「一時出品」「サプライズセット」「クリエイターLIVEオークション」という3つの機能があります。一点物を次々に出品したいのか、賞品プールに入札してもらいたいのか、クリエイターの配信で売りたいのかによって使い分けるイメージです。

  • 一時出品
  • サプライズセット
  • クリエイターLIVEオークション

3つの機能の違いを表にまとめると、次のようになります。

機能 できること 主な制限
一時出品 LIVE配信中に、オークション用の商品をすばやく追加する ショップと同期せず、配信が終わると削除される。制限時間は最大5分
サプライズセット 複数の商品をまとめた賞品プールへの参加権をかけて入札してもらう 一部の販売者だけが使える。入札上限は1セット100,000円。対象はコレクターズアイテムと中古品
クリエイターLIVEオークション 提携したクリエイターのLIVE配信で、自社の商品をオークションにかける 招待やコラボの設定が必要。成果報酬は落札金額に応じたティア別

一時出品

一時出品は、LIVE配信中にオークション用の商品をその場ですばやく追加できる出品方法で、一点物を次々とオークションにかけたいときに向いています。TikTok Shopのショップには同期されず、オークションの配信が終わると出品は削除されます。

1つの一時出品で実施できるオークションは、最大1,000回です。商品には連番が振られ、売れるたびに番号が進んでいくので、配信後のピッキングやラベル貼りもスムーズに進められます。一括アップロードを使う場合は、1ファイルあたり最大500行・5MBまで登録できます。

一時出品した商品は商品詳細ページに表示されず、購入できるのはオークションの最中に限られます。審査にかかる時間については、同じガイドの中に「数分」と「20~30秒程度で、長くても2分ほど」という2通りの記載があり、目安が分かれています。また、一時出品のフォームの手順では、入札開始額を低めに設定することがすすめられています(必須ではありません)。

商品タイトルの付け方も、ガイドの中で説明が分かれています。PC版の手順では、オークション用かつLIVE用と分かる名称の例として「LIVEオークション用コレクターズカード」が挙げられています。ところがアプリ版の手順には、「入札」や「オークション」に関連する語句を使うと審査を通過しない、という注意書きがあります。審査で止まってしまったときは、まずタイトルに使った語句を見直してみてください。

サプライズセット

サプライズセットは、特定の商品ではなく、複数の商品をまとめた賞品プールへの参加権をかけて入札してもらう形式です。落札者がどの商品を受け取るかは、落札後にルーレットで決まります。

この機能を使えるのは、一部の販売者に限られます。セットの作成はPC版のLIVEマネージャーで行い、編集と公開はPCとアプリのどちらからでも可能です。1つのセットには、最大500点まで商品を入れられます。

対象となるのはコレクターズアイテムと中古品のカテゴリーで、iPhone・iPad、テレビ、ダイヤモンド、ギフトカード、地金は入れられません。セットに入れる商品は同じカテゴリーかサブカテゴリーでそろえ、小売価格や市場価値も同程度にしておく必要があります。

セットの開封には、TikTok公式のランダム化ツールを使います。購入者の側にも制限が設けられており、25歳未満の購入者がサプライズセットなどのカテゴリーで購入できるのは1日8点までです。さらに、これらのカテゴリーで20点を購入した購入者は、15分間のクールオフ期間に入ります。

クリエイターLIVEオークション

クリエイターLIVEオークションは、セラーがクリエイターと提携し、クリエイターのLIVE配信の中でオークションを開ける機能です。自社の配信だけでは届かない、クリエイターの視聴者にも商品を見てもらえるのが魅力です。

コラボの形式には、幅広いクリエイターに声をかける「オープンコラボ」と、相手を絞って招待する「ターゲットコラボ」の2種類があります。ターゲットコラボを選ぶ場合は、コンテンツタイプで「ショッピングLIVE」を選び、「LIVEオークションのみ」にチェックを入れてください。招待できるクリエイターは最大50人です。

クリエイターへの成果報酬は、落札金額に応じて最大3段階のティアで設定します。コラボが有効になったあとは成果報酬率を引き上げることしかできないため、最初の設定は慎重に決めておきたいところです。

なお、アフィリエイトの成果報酬がすでに設定されている商品は、クリエイターLIVEオークションの対象外となります。一時出品(クリエイター向けのガイドでは「臨時オークション」)で作った商品も、クリエイターへの招待には追加できません。

在庫は、クリエイターが商品のオークションを始めるたびに1点ずつ事前に確保され、落札されなかった場合は自動で確保が解除されます。

関連記事:TikTok Shopのクリエイターの探し方とは?6つの方法から選び方・依頼の流れまで解説!

TikTok Shop LIVEオークションのメリット

LIVEオークションのメリットは、値付けを入札に任せられること、落札した注文が取り消されにくいこと、そして落札から請求までをTikTok Shopの中で完結できることの3つです。

  • メリット①:定価を付けにくい商品の価格を、配信の場で決められる
  • メリット②:落札の時点で注文が確定し、購入から1時間の無料キャンセルが適用されない
  • メリット③:落札額が購入者の登録済みの支払い方法へ自動で請求される

メリット①:定価を付けにくい商品の価格を、配信の場で決められる

ショップ側で決めるのは開始価格だけで、そこから先の価格は、配信を見ている視聴者の入札によって決まります。高級和牛の希少部位のように、比較できる商品が少なく、値付けの根拠を示しにくい商品でも売り出しやすくなります。

「いくらで売ればいいのか決めきれない」という商品こそ、一度この売り方を試していただく価値があると当社は考えています。

メリット②:落札の時点で注文が確定し、購入から1時間の無料キャンセルが適用されない

通常の購入にある「1時間の無料キャンセル期間」は、落札には適用されません。購入者の気が変わって注文が取り消される心配が小さいため、数の少ない商品でも、配信の中で売り切る計画を立てやすくなります。

ただし、発送前であれば購入者はキャンセルを申請でき、ショップ側はその申請に対応しなければなりません。取り消しがまったく起きないわけではない点は、頭に入れておいてください。

メリット③:落札額が購入者の登録済みの支払い方法へ自動で請求される

落札と同時に注文が作られ、落札額は購入者が登録したカードかApple Payに自動で請求されます。そのため、落札者一人ひとりに支払い方法を案内する手間がかかりません。

SNSのLIVE配信でオークションを行い、落札者にメッセージで支払い先を伝えるやり方だと、落札のたびに支払い先の案内と入金の確認が発生します。LIVEオークションであれば、配信中に支払いについて声をかける必要があるのは、支払い待ちになった落札者に対してだけです。

TikTok Shop LIVEオークションのデメリット

一方で、LIVEオークションにはデメリットもあります。入札が伸びなければ開始価格に近い金額で売れてしまうこと、配信に人手と時間がかかること、そして条件を満たすまでは使えないことの3つです。

  • デメリット①:入札が少なければ、開始価格に近い金額で落札される
  • デメリット②:商品ごとに説明と進行が要り、配信の人手と時間がかかる
  • デメリット③:審査を通ったセラーしか使えず、条件を満たすまで始められない

デメリット①:入札が少なければ、開始価格に近い金額で落札される

オークションでは、入札期間が終わった時点で最も高い金額を出した人が落札します。裏を返せば、入札が1件しか入らなければ、開始価格に近い金額で売れてしまうということです。

そのため、開始価格は「この金額で売れても困らない額」に設定しておくことをおすすめします。オークションが始まってからは価格の条件を変えられないので、原価と送料を踏まえた金額を、配信前に商品ごとに決めておくことが大切です。

デメリット②:商品ごとに説明と進行が要り、配信の人手と時間がかかる

オークションでは、商品ごとに状態の説明、ルールの説明、開始、結果の発表という流れを繰り返す必要があります。次のオークションを始めるとピン留めが入れ替わるため、基本的には1点ずつ区切って進めることになるでしょう。

出品する商品が多い配信では、商品を見せながら話す担当と、管理画面で設定や開始を操作する担当を分けると、進行が安定しやすくなります。社内で配信の人手を確保するのが難しい場合は、当社のTikTok Shop支援サービスにお気軽にご相談ください。

デメリット③:審査を通ったセラーしか使えず、条件を満たすまで始められない

LIVEオークションを使えるのは、事前審査を通過し、注文に関する低評価率(ONRR)0.7%未満などの条件を満たしたセラーだけです。出店したばかりのショップは、スタートアップ期間が終わるまで待つ必要があります。

将来的にオークションを売り方の柱にしたいとお考えなら、まずは通常のLIVE配信で実績を積みながら、低評価率などの指標を整えていくのが近道です。

TikTok Shop LIVEオークションに向いている商品

LIVEオークションに向いているのは、一点物や数量限定の商品、価値が1点ずつ異なる商品です。食品も対象カテゴリーに入っているので、希少部位や限定セットのように数の少ない商品は十分に候補になります。反対に、価格を守りたい定番商品は、通常の販売に残しておくのがおすすめです。

  • 状態が1点ずつ違う中古品・コレクターズアイテム
  • 数量限定のコラボ商品・先行販売の商品
  • 食品なら希少部位・限定セットなど数の少ない商品
  • 価格を守りたい定番商品は通常の販売に残す

状態が1点ずつ違う中古品・コレクターズアイテム

中古品やコレクターズアイテムは、状態や希少さによって価値が1点ずつ変わるため、オークションと相性のよい商品です。

LIVE配信であれば、傷や付属品の有無をカメラの前で見せたうえで入札してもらえるので、購入者も安心して参加できます。一点物を次々に出品する場合は、一時出品を活用すると準備の手間を抑えられます。

数量限定のコラボ商品・先行販売の商品

数量限定のコラボ商品や先行販売の商品は、TikTok Japanが提供開始の際に対象として挙げていた商品です。欲しい人の数に対して用意できる数が少ない商品ほど、オークションの候補として検討してみる価値があります。

食品なら希少部位・限定セットなど数の少ない商品

食品・飲料も対象カテゴリーに含まれるため、数量の限られた食品はオークションの候補になります。当社がおすすめしているのは、高級和牛の希少部位や、その配信でしか買えない詰め合わせのような商品です。

なお、TikTok Shopで食品を販売するには、オークションかどうかにかかわらず、食品衛生法にもとづく営業許可・届出と、食品表示法にもとづく表示が必要です。もちろん、TikTok Shopの出品ルールも守らなければなりません。

関連記事:【2026年最新】TikTok Shopで食品を売る方法|出店の準備から5つの売り方まで徹底解説

価格を守りたい定番商品は通常の販売に残す

普段から決まった価格で販売している定番商品は、オークションには出さず、通常の販売に残しておくのがおすすめです。入札が伸びなかった回の落札額が、その商品の「本当の値段」として受け取られてしまうおそれがあるからです。

定番商品で配信を盛り上げたいときは、時間を区切った通常の販売で見せ場をつくり、オークションには数の限られた商品だけを出す、という組み合わせ方が無理のない形です。

【事例紹介】TikTok Shop LIVEオークションの活用事例

ここでは、当社がWAGYUMAFIA様とともに、高級和牛の希少部位をLIVEオークションで販売した事例を紹介します。数の限られた食品を、LIVEオークションという売り方で届けた取り組みです。

WAGYUMAFIA様:高級和牛の希少部位のLIVEオークション

WAGYUMAFIA様との取り組みでは、高級和牛の希少部位をLIVEオークション販売しました。TikTokのLIVEオークションが新しい販売の型になり得ることを実証した事例です。希少部位は数が限られているうえに決まった価格を付けにくく、まさにオークション向きの商品と言えます。

配信の中で産地や部位の希少さを丁寧に伝え、視聴者にその価値を納得してもらったうえで入札してもらえる。この点こそが、高単価の食品をオークションで売る強みだと当社は考えています。

当社は福岡・東京・大阪に自社スタジオを構え、LIVE配信を行っています。オークションやギブアウェイ、タイムセールなど、配信を盛り上げる演出の型も数多く蓄積してきました。食品のLIVEオークションの企画や配信をご検討中の方は、当社のTikTok Shop支援サービスまでお気軽にご相談ください。

TikTok Shop LIVEオークションの注意点

LIVEオークションを行う際は、オークション取引ガイドで禁じられている演出や表示を避け、落札後のキャンセル・返品・配送のルールを守る必要があります。中古品を扱う場合は、法令上の手続きもあわせて確認しておきましょう。

特に押さえておきたいのは、次の5点です。

  • 注意点①:ギャンブルを思わせる演出や、価値・値上がりの保証をしない
  • 注意点②:プレゼント企画を入札・購入と結び付けない
  • 注意点③:キャンセル申請と返品の扱いを配信で伝えておく
  • 注意点④:重量と寸法を正確に登録し、注文の自動同梱を有効にする
  • 注意点⑤:中古品は古物営業法の手続きを所轄の警察署に確認する

注意点①:ギャンブルを思わせる演出や、価値・値上がりの保証をしない

オークション取引ガイドでは、入札に結び付いたランダムな報酬のようなギャンブル的な手法や、利益・希少性・価値を保証する表現が禁止されています。「10倍の価値」のように、誤解を招く価格の示し方も認められていません。

このほか、欠陥を隠したり商品情報を十分に伝えなかったりすることや、希少性・緊急性を事実に反して誇張することも禁止です。食品の場合も、まだ在庫があるのに「最後の1点です」とあおるような演出は避けてください。

反対に、ガイドが推奨しているのは、オークションのルール(開始価格・入札単位・カウントダウン)をきちんと説明し、入札前に商品の状態を正直に見せる進め方です。

注意点②:プレゼント企画を入札・購入と結び付けない

プレゼント企画(ギブアウェイ)は、入札や購入とは切り離して実施する必要があります。「入札した人の中から抽選でプレゼント」のように、オークションを賞品や報酬と結び付けることは禁じられています。

とはいえ、配信を盛り上げるためにプレゼント企画を行うこと自体は問題ありません。オークションのコーナーとは時間を分け、参加条件に入札や購入を含めないように設計すれば大丈夫です。

注意点③:キャンセル申請と返品の扱いを配信で伝えておく

落札そのものは取り消せませんが、発送前であれば購入者はキャンセルを申請でき、ショップ側は2営業日以内に対応しなければなりません。期限内に対応しなかった場合、申請は自動的に却下されます。

落札後の主な扱いをまとめると、次のとおりです。

場面 扱い
発送前のキャンセル申請 2営業日以内に対応する。購入者の法的な権利に反して拒否してはならない
配達の遅れ 配達予定を過ぎても届かない場合、購入者はキャンセルや返金を申請でき、プラットフォームが自動で承認することがある
返品の理由 「不要になった」という理由では返品できない
商品を受け取った後の返品 配達日から14日以内に返送してもらう。返金はセラーが商品を確認して承認か却下を決め、一部返金も提案できる
配達拒否・受け取らなかった場合 自動返金の対象にならない

なお、「いかなる場合も返金不可」と表示することは禁止されています。返品の扱いは、配信の冒頭でルールの一つとして伝えておくと、あとのトラブルを防ぎやすくなります。

注意点④:重量と寸法を正確に登録し、注文の自動同梱を有効にする

オークションの商品は、出品時に重量と寸法を正確に設定しておくことで、配送料の収支が思わぬマイナスになるのを防げます。あわせて、セラーセンターで「注文の自動同梱」を有効にしておくと安心です。

自動同梱を有効にすれば、LIVE配信中に同じ購入者から入った複数の注文を、1件の配送にまとめられます。ただし対象になるのは、LIVE配信中のオークションと「今すぐ購入」による注文に限られます。

注意点⑤:中古品は古物営業法の手続きを所轄の警察署に確認する

古物営業法第10条では、古物商が古物市場以外の場所で競り売りをする場合、事前に公安委員会へ届け出るよう定められています。インターネットなどの電気通信回線を使った競り売りについても、届出の規定が設けられています。

一方で、古物競りあっせん業者のあっせんを受けて取引する場合には、これらの規定は適用されません。中古品のLIVEオークションがどちらに当たるかは、自社だけで判断せず、営業所を管轄する警察署に事前に確認しておくのが確実です。

TikTok Shop LIVEオークションに関するよくある質問

最後に、LIVEオークションの手数料・表示・操作について、よくある3つの質問にお答えします。

Q1:TikTok Shop LIVEオークションの手数料はいくらですか?

販売手数料は、すべての有効な注文について、商品ごとにカテゴリーに応じて算出されます。食品・ドリンクの料率は7%です(例外あり)。なお「食品・ドリンク」は販売手数料のページでの区分名で、オークションの対象カテゴリーでいう「食品・飲料」にあたります。

TikTok Shopの販売手数料のページには、LIVEオークション専用の料率は掲載されていません。

手数料の額は落札額に応じて変わるため、配信ごとに金額が変動します。開始価格を決める際は、自社カテゴリーの料率を差し引いても赤字にならないかを、あらかじめ計算しておくと安心です。

Q2:LIVEオークションの項目が表示されないときはどうすればいいですか?

まずは、自社のショップが利用条件(スタートアップ期間の終了、注文に関する低評価率0.7%未満など)を満たしているかを確認してみてください。条件を満たしているのに表示されない場合は、担当のアカウントマネージャーか、プラットフォームのサポートに問い合わせるのが確実です。

アカウントマネージャーが付いていないショップであれば、セラーセンターのサポートから問い合わせられます。

Q3:スマートフォンのアプリだけでオークションを出せますか?

一時出品であれば、アプリのLIVE画面にある商品アイコンから追加できます。一方、通常のオークション商品をキューに並べて設定する手順は、ガイドではPCのLIVEマネージャーでの操作として紹介されています。

サプライズセットの作成にはPC版のLIVEマネージャーが必要ですが、編集と公開はアプリからも行えます。スマートフォンで配信する場合でも、商品の準備はPCで済ませておくと、当日慌てずに済みます。

TikTok Shop LIVEオークションのまとめ

ここまで解説してきた、TikTok Shop LIVEオークションの要点を振り返ります。

  • 意味と仕組み:LIVE配信中に視聴者が入札し、最も高い金額を出した人が購入できる機能です。日本では2026年4月8日に提供が始まりました。落札と同時に注文が作られて自動で請求され、支払いに失敗しても15分間の猶予があります
  • 利用条件:審査を通過し、スタートアップ期間の終了やONRR 0.7%未満などの条件を満たしたセラーだけが使えます。食品・飲料も対象カテゴリーで、中古品の出品には古物商許可証と仕入伝票が必要です
  • 設定方法:販売フォーマットを「固定価格とLIVEオークション」にしたうえで、LIVEマネージャーのオークションタブに商品を並べます。開始価格・期間・入札モードを決め、配信中に開始します
  • 3つの機能:一点物を続けて出品できる一時出品、賞品プールに入札してもらうサプライズセット(一部の販売者のみ)、クリエイターの配信で売るクリエイターLIVEオークションがあります
  • メリットとデメリット:価格を配信の場で決められ、落札で注文が確定し、代金も自動で請求されます。一方で、入札が少なければ開始価格に近い額で売れること、配信に人手がかかること、条件を満たすまで使えないことは押さえておきたい点です
  • 向いている商品と事例:中古品・コレクターズアイテム、数量限定の商品、食品なら希少部位や限定セットが向いています。定番商品は通常の販売に残すのがおすすめです。当社ではWAGYUMAFIA様と、高級和牛の希少部位をLIVEオークションで販売しました
  • 注意点:ギャンブル的な演出や価値の保証、プレゼント企画と入札の結び付けは禁止です。キャンセル申請と返品の扱いを配信で伝え、重量と寸法も正確に登録しておきましょう。中古品の場合は、古物営業法の手続きも確認が必要です

LIVEオークションは、条件さえ満たせば、値付けの難しい商品や数の限られた商品を届ける新しい選択肢になります。まずは自社のショップが利用条件を満たしているかを確認し、オークションに出す商品と開始価格を決めるところから始めてみてください。食品のLIVEオークションの企画や、配信当日の運営まで任せたいという場合は、当社のTikTok Shop支援サービスまでお気軽にご相談ください。

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