Amazon出品手数料はいくら?食品カテゴリーの販売手数料とFBA費用を解説

手数料の計算を表した電卓と硬貨のイラスト

Amazonへの出品には、大口出品なら月額4,900円(税抜)の固定費に加えて、売れるたびに販売手数料が発生する。食品&飲料カテゴリーの販売手数料は価格帯によって5〜10.4%で変動し、FBAを使えば配送代行手数料と在庫保管手数料もさらに乗る。結論として、食品は単価が低い商品ほど手数料負担の影響が大きく出やすいため、価格設計の段階で手数料込みの利益率を確認しておく必要がある。

出品プランの月額費用|大口と小口の違い

プラン 月額登録料 成約料 向いている事業者
大口出品 4,900円(税抜) なし 月間49点を超えて販売する事業者
小口出品 無料 商品1点につき100円(税抜) 月間の販売点数が少ない事業者

月間の想定販売点数が50点を超えるなら、成約料が積み上がる小口出品より大口出品の方が総コストは下がりやすい。

食品&飲料カテゴリーの販売手数料

Amazon公式の出品サービス手数料ページによると、食品&飲料カテゴリーの販売手数料(税抜)は次のとおり。

売上(税抜) 販売手数料率
750円以下の部分 5%
750円超〜1,500円以下の部分 8.4%
1,500円超の部分 10.4%

最低販売手数料は1点あたり30円。単価の低い商品ほど、この最低手数料と手数料率のどちらが効いてくるかを事前に試算しておきたい。

FBA利用時の配送代行手数料・在庫保管手数料

FBA(フルフィルメント by Amazon)を使う場合、販売手数料に加えて以下の費用がかかる(Amazon公式サイズ区分・2026年時点の当社確認値)。

サイズ区分 配送代行手数料の目安
小型(25cm×18cm×2.0cm以下・250g以下) 222〜288円/点
標準 252〜532円/点
大型〜特大型 523〜5,559円/点

在庫保管手数料は「保管容積×保管日数」で決まる従量課金で、1〜9月は1,000cm³あたり月5.676円、繁忙期の10〜12月は同10.087円と、10〜12月は保管単価が約1.8倍に上がる。年末年始向けのギフト在庫を長く寝かせると、この時期の保管手数料だけで利益を圧迫しかねない点に注意したい。

食品カテゴリーならではの注意点

  • 温度帯管理:FBAの標準倉庫は常温保管が基本で、冷蔵・冷凍対応の可否は商品カテゴリーによって制約がある。要冷蔵・冷凍品は自己発送(出品者出荷)を選ぶ事業者も多い【推測】。
  • 賞味期限管理:FBA倉庫での長期保管は賞味期限切れによる出品者負担の返品・廃棄につながりやすいため、在庫回転を意識した入庫計画が必要になる。
  • 返品ポリシーの設定:食品は衛生上の理由で返品を受け付けない設定にできる場合があるが、出品時の設定を事前に確認しておきたい。

手数料込みの利益率をシミュレーションする

販売手数料・FBA手数料・原価・広告費(売上の10〜20%程度が目安)まで含めて利益が残るかどうかは、価格を決める前に必ず試算しておきたい。自社の原価率・手数料率を入れて損益分岐点を確認したい場合は、食品EC利益シミュレーターが使える。Amazon運用を代行込みで進めたい場合は、Amazon運用支援サービスも選択肢になる。

まとめ

Amazonの出品手数料は、月額固定費(大口4,900円)+食品&飲料カテゴリーの販売手数料(5〜10.4%)+FBA利用時の配送代行手数料・在庫保管手数料の組み合わせで決まる。単価の低い商品ほど手数料の影響が相対的に大きくなるため、価格設計の初期段階で手数料込みの利益率を確認しておくことが欠かせない。

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